コラボディナー”北の国から…” in 白馬
白馬リゾート ラネージュ東館でのこの日のディナーイベントは
ラウンジでのアペリティフタイムからスタート。
ナカザワヴィンヤード 栗沢ブラン2013と 梅酒、りんごジュース、ソーダで作ったカクテルを(おかわりも・・・)いただきながら
目にも麗しきアミューズたち♡
信州サーモンとイクラのタルタル
鴨胸肉の自家スモークとフォアグラのミルフィーユ仕立て
信州産豚肉のパテ
メインダイニングに移り いよいよディナーの始まりです♪
キラキラなクリスマス気分も一気に盛り上がり~^^
織部を使ったテーブルセッティング、温かみがあって好きです。
吉田ソムリエによるオープニングのご挨拶のあと、今宵のスペシャルゲストのお三方よりご挨拶。
10R(トアール)ワイナリー ブルース・ガットラヴさん
ナカザワヴィンヤード 中澤一行さん
KONDOヴィンヤード 近藤良介さん
いずれも北海道・空知(そらち)にあるワイナリーやぶどう畑。
ブルースさんはココファームワイナリー(栃木)にいらした頃からその名は耳にしていましたが 初めてお会いしました。
最初にグラスに注がれたワインは
上幌ワイン2012 藤澤農園余市ケルナー (10Rワイナリー)
10Rワイナリーを立ち上げた2012年にリリースしたワイン。
10Rワイナリーは委託醸造場としての役割を担っていきたいと願っているため、ブドウ栽培家やワイナリー予備軍らの名前を積極的にアピールしていく意向なのだそうです。
”上幌ワイン”は10Rワイナリーとしてのブランド名だそう。
ケルナーってこんなにアロマティックになるの?
色調も黄色みがしっかり。
ドライながらアプリコットやハチミツのニュアンス、ボリュームも余韻もあります。
北海道産帆立貝とポワロー葱のテリーヌ
キャビアクリームとビーツのソース
キャビアクリーム、いろんなものに付けて食べたいくらい美味しかったナ^^
栗沢ブラン2012 /ナカザワヴィンヤード
2012年まではココファームに委託醸造、2013年以降は10Rでの醸造だそう。
美味しい~~!!
こちらも上品なアロマテッィックさと複雑味、重くならない上品な余韻。
ぶどう品種はゲヴェルツトラミネル、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ケルナー等々 なんと15種類。
なるほど、多品種ブレンドによる芳香とバランスもあるのね。
”コレ、買いたい~!”と話していたものの聞けばこちらのワイン、生産量も極少な上に大人気で(飲食店に行く分以外の)一般販売は北海道岩見沢にあるカナザワヴィンヤードでの店頭販売のみ、しかも毎年ほぼ即完売という入手困難ぶりだそう。。。
このワインが飲めるお店も北海道の一部のお店のみだそうなので 我々にはほぼ幻のワイン状態。
(ディナーの後半で中澤さんとお話できた際に聞いたら、申し訳なさそうに仰っていました。)
今回ここで出会えたのがラッキーでした。
安曇野野菜のエテュベ 蜂蜜の香り
タプコプ ブラン 2012
/KONDOヴィンヤード
アイヌ語で”盛り上がったような丘”という意味の「タプコプ」は農場の名前で その名の通り15度という急傾斜にあるブドウ畑だそう。
ソーヴィニヨン・ブラン 100%
でもハーヴィーな感じは拾えないし、聞いて飲んでもやっぱりソーヴィニヨン・ブランには思えない意外な味わい。
酒石のリングが!
こんな風になるんですねぇ
白馬産大岩魚のポワレ キャベツと香草のソース
続いて この日飲んだ唯一の赤
キトウシ 2013 /ナカザワヴィンヤード
醸造は10Rワイナリー。
北海道の中央に位置する町 東川町で育ったセイベルで造られたワインで、畑のあるキトウシ山麓の名から。
森の守り神とされる蝦夷フクロウが描かれたエチケット。
(和製キュヴェミティーク?)
大鹿村産鹿肉のロースト ポトフ仕立て
ワインが酸味のあるやや軽やかなタイプなので ポトフのやさしい味わいの薄切り鹿肉といいバランス。
そしてここからまたワクワクのチーズ&デザートビュッフェ!
つい・・・いっぱい取っちゃった^^;
(このあとさらにおかわりもw)
この日のコースで満喫した 買いたくても買えないワインたち。
このあとフリーテイスティングタイムが設けられ、生産者お三方の前に上記4種とは別のワインが並び お話を伺いながらテイスティングさせていただくチャンスが☆
お三方とも素朴で温和なお人柄ながら ワイン造りに対する真摯な思いを直接お聞きすることができました。
日本ワインに精通されているお客様もけっこういらしたようで、生産者の方たちと深いワイン談義で盛り上がっていたようです。
白馬×北海道を堪能できた 貴重で素敵なディナーのひとときでした♪
そしてこのあとは我々の部屋の和室にて二次会開催。
シャンパーニュ ペリエ・ジュエ♪♪
デラウェア百 2014 / マルサン葡萄酒
デラウェア 醸し仕込み 2014 / 東京ワイナリー
なぜか学生時代の話で盛り上がり、(ディナーで飲んだワインだけでもひとり1本分相当だったにも関わらず)二次会でさらに3人で3本。
お開きは深夜2時だったとな・・・
もちろんクリサワブランは買える訳もなく・・・同行者さんも抽選でゲット出来たけど来年はもっと争奪戦は厳しくなるらしく益々幻のワインとなりそうですね
私も空知のワイナリーエリア、行ってみたいなぁ。
そういえば映画『ぶどうのなみだ』の撮影は空知の宝水ワイナリーさんがご協力されていたそうですね。
以前のチーズ会でyukiさんが北海道で買って来てくれた宝水さんのワインを出してくださったのを思い出しました。