フランス・バスクの美味しい旅 vol.16 ~ピエール・オテイザ社見学①
旅行から帰ってもはや2か月以上過ぎているというのに まだ旅の前半の地バスクのまま。。。
のんびりすぎてスンマセン(汗)
サン・ジャン・ピエ・ド・ポールのホテルをチェックアウトしてから まず一軒目のチーズ工房を見学させていただいたあと、再びアテンドしてくださるyoyoさんの車で移動した次の目的地は
ピエール・オテイザ社
アルデュード渓谷にある地豚の加工会社です。
オーナーのピエール・オテイザさんは 20年前に絶滅寸前だったフランスの地豚”バスク豚”を保護し 3000頭にまで復活させた第一人者。
オテイザ社では世界の星付きシェフたちに愛される極上の豚肉加工品を製造しています。
案内されるがまま エントランスからレストランを通り抜けて行くと、何やら賑やかに屋外パーティー開催中。
”まあまあ まずは飲んで飲んで”ってな感じで 微発泡ワインのチャコリを受け取り、どういう状況かもよくわからないけどとりあえず”かんぱ~い♪”
早速オテイザ社のサラミもおつまみに頂き いきなりの和やかムード♪
目の前に緑の山々と牧場がひろがり 爽快な気分満喫です!
絵本にでも出てきそうな可愛い豚小屋。
バスク豚さんたちは 大麦や小麦、ブナ、栗、どんぐりなどなど8種類の餌を食べているのだそうです。
あ、コレは私のガソリンですが(笑)。
ここで 我々からの日本のお土産として(用意してくれたのはYukiさんデス。)名古屋銘菓”坂角のゆかり”を贈呈(^^♪
ちょっとフシギそうな顔でえびせんべいを割って口に運んでみるオテイザさん。
少し味わってみたあと にっこり笑顔で
”ウン、美味しいね”(的なことを)って言ってくれました♪(たぶん。)
この日の見学者の顔ぶれは フランス国内のレストラン関係?の方たちと、東京にあるバスク料理店のシェフとスタッフのご一行という プロの方々ばかりだそうでした。
ひとしきりお喋りと景色を堪能したあと、何やらまたよくわからないままみんな車に乗り込むように言われ オテイザ社の車に乗り込み
オテイザさん自らハンドルを取り 舗装されていない山道をゴトゴトと上って行き
ここからは車を降りて さらにもう少し登っていくと・・・
わひょーい! ナイス・ビューー!!
アルデュード渓谷が一望です♪
ただでさえ冬のヨーロッパは晴天が少なく、温暖で雨の多いバスク地方でこれだけの青空が広がるのはなかなかないラッキーなことなのだそう。
(私たち、持ってる?!)
湿度の高いこの地方では冬でもこんなに緑色が鮮やかなんですね~
”キントア豚”のマーク。
オテイザさんとの3ショットもちゃっかり♡
こちらが純血バスク黒豚の”キントア豚”。
(ピレネー山脈一帯のことをバスク語で”キントア”というのだそうです。)
頭とお尻が黒いのが特徴で ピレネーの山々を走り回るので足腰?はしっかりとしていて 動きもけっこう機敏な印象でした。
けっこう足早に駆け抜けていく様子が伝わるでしょうか☆
高台からの素晴らしい景色と 豚ちゃんたちの激写を満喫したあとは、先ほどの建屋に戻って キントア豚ちゃんのおみ足が並ぶ熟成庫の見学へ♪