ブーファラ・カーニバル
ブーファラ(=水牛)といえばモッツァレラ というイメージですが、水牛チーズのメッカであるイタリア・カンパーニャ州ではモッツァレラ以外にも様々なタイプのチーズが造られているんですって。
そんな希少な水牛チーズばかりを ワインやお料理とともに味わえるとのことで、ワクワクでおじゃましてきました~♪
6種類もの水牛チーズたちが並んだチーズプラトーがお出迎え。
身に着けたカラフルなイタリアMAPエプロンを使ってレクチャーしてくれるYukiさん。
バゲットの左側のチーズから反時計回りに
・白カビタイプ
・フレッシュタイプ(モッツァレラ)
・ホエー・フレッシュタイプ
・バター
・ウォッシュタイプ
・青カビタイプ
水牛の乳はカロチン色素が少ないのでチーズの色も全体的に黄色みが控えめ。
特にフレッシュタイプのモッツァレラやホエー・フレッシュタイプのテネリは 磁器の白色と同化するほどの青白さです。
でも外観の色白さとは裏腹に ミルクのコクや甘味が濃厚でしっかりと感じられるのが水牛チーズの特徴。
ブルーやウォッシュも比較的マイルドでやさしい味わいでした。
ミニトマトのカプレーゼ。
トマトが甘くて美味しかった~♪
合わせるワインも南イタリア
<白> グレーコ・ディ・トゥーフォ 2010 DOCGカンパーニャ
<赤> チロ 2010 ロッソ・クラシコ・スペリオーレ DOCカラブリア
南イタリア?と思ってしまうくらい、どちらもとても洗練されたキレイな味わい。
Yukiさんお手製のお料理は モッツァレラのサルサ・プッタネスカ。
ナスやズッキーニなどを黒オリーブやケイパーと共にトマトソースで煮た野菜料理。
辛い物があまり得意でないというYukiさん仕様の辛さ控えめで、私もホッ♪
私も辛いものはあまり得意じゃないので、同じ舌でヨカッタ☆
(物足りない辛党舌の方もいらしてましたが;)
デザートタイムには リッチなチョコソース”アンティカ・ジャンドゥイア・アランチャ”にグリッシーニをつけて。
ヘーゼルナッツの豊かな風味とオレンジの香り高いすがすがしさが効いたビターなチョコレート。
トスカーナ・アレッツォ(懐かしい~♪美しい街だったなぁ。)にあるヴェストリ社のもので、常温のまま楽しめるちょっと贅沢なチョコレート・フォンデュでした。
食後酒はエスプレッソのリキュール”ドルチェ・ネロ”。
エスプレッソの苦みが効いたオトナなリキュール。
シンプルだけどバニラアイスにかけてみたい。
最後は本当のエスプレッソでシメてごちそうさま♡
ちょっぴりエスプレッソ・リキュールを落としてみたりして・・・♪
と これでお開き、となるはずもなく;
チーズ会を終えたYukiさんも交えての 恒例の居残り2次会スタート。
私が勝手に持参したワインは 栃木県ココファームの農民ドライ2011。
ずいぶん前に まるこほーるさんで見かけて以来ずっと(名前が)気になっていたのですが、ようやく味わえるチャーンス。
セパージュは シャルドネ、ケルナー、ミュラー・トゥルガウ、リースリング、リオン等と書いてあります。
(等ってことはその他にも入ってるってこと、よね。)
爽やかでのど越しのよい、軽やかさの中にちゃんと飲み応えが感じられる 夏にジャブジャブ飲みたくなる感じの白でした。
Mさんご持参の キアランダ 2007(ドンナ・フガータ)。
黄桃などの果実を思わせるしっかりとしたボディにバニラやナッツといった樽の香り、それでいて酸味とミネラルのバランスもよく、南らしいちょっとひなびた香り。
セパージュはシャルドネとアンソニカ(=インツォリア)とのこと、納得です。
こちらはMさんの手料理の差し入れ、レンズ豆と野菜の煮込み料理。
垢抜けて家庭的なひと品、作り慣れてる感がありますねぇ。
このあとYukiさん提供のブルゴーニーニュのピノも頂き、あいかわらず深夜までの女子トークは炸裂したのでした。。。
日本では通常なかなかお目にかかる機会も少ない 希少なブーファラ・チーズたちを多種味わえた会、よい機会をありがとうございました♪