高校生の梨ジャム
先月参加させてもらったトレハロースのシンポジウムで、大人の講演者たちの中に一組だけ高校生チームの演目があり、地元の特産品である梨でジャムを造る際に 砂糖の一部をトレハロースに置換したことで梨特有の石細胞(シャリシャリした食感)の保持に効果があったという発表内容でした。
演目の中で唯一食品絡みだった点に加えて現役高校生の講演だったので印象に残り、彼らの造った梨ジャムは少量ながらも高校のHPでネット販売していると聞いたので、会社の同僚と一緒に注文してみたのでした。
梨ジャム造りは先輩の代から始まった活動とのことでしたが、今年は震災で学校の校舎も大きな被害を受け 授業もままならない日々の中で、他の調理施設を借りてなんとか一度だけジャム造りを行ったそうです。
少し皮も入れて煮込むためほんのりときれいな淡いピンク色がついています。
バゲットに乗せて食べてみると、確かにあの梨のシャリッとする食感が少し感じられ、甘さもほどよくて美味しいです。
困難な状況の中でも 若い学生さんたちが一生懸命作ったジャム、じっくり味わってしっかりと受け止めたい。
お気に入りの発酵バター BEPPINO OCCELLI とダブルでも♪
しばらく朝食が楽しみ~