引き続きとなりますが 書き遅れてしまっていた先月のイベント。
高岳(からちょっと歩いたけど)にある『
WINE9』。
レンガ造りながらスタイリッシュな外観。
店内に入ると半地下と半2階?にスペースは広がり、思ったよりも広い印象。
ウォークインセラーもあります。
席に着くと間もなく おしぼりとともに真っ黒なグラスが人数分運ばれてきました。
お水?にしては何故にこのグラス?
と思ったらなんと、ワインのブラインドテイスティング☆
ちょっとしたゲーム感覚で楽しんでみてください、とのことです。
グラスワインのメニューの中のどれか、らしいのですが、このお店 東海地区で初めて”バイ・ザ・グラス”(ワインの酸化を防ぎつつ適温に保ちながらボタン一つでワインをグラス1杯ずつ注ぐことができる静置式ワインサーバー)を導入したお店とのことで グラスワインは10数種類。
真っ黒なブラインド・グラス、知ってはいたけど使うのは初めて。
ほんっとに真っ黒で透過性は一切なく、グラスの中を覗き込んでも白か赤かすらわかりません。
嗅覚と味覚だけでどこまでワインの情報を感じ取ることができるのか?
ちょっと日にちが経ってしまったので詳細の印象は忘れてしまいましたが、とりあえず「白は白だね」は全員一致。
最初は酸味をあまり強く感じなかったのですが、徐々に(あれ?やっぱり酸あるなぁ)などと思って迷いつつ、私を含めて3人 ロワールのソーヴィニヨン・ブランと予想しましたが、答えは”アリゴテ”。
最初に酸を感じなかったからまっ先に切ってしまった。。。
ギャフン☆
気を取り直してリストを眺め 最初のワインチョイス。
1本目はアルザスの白。
ボット・ゲイル ジャンティ・ダルザス・メティス 2011
ミュスカ、リースリング、シルヴァネール、ピノ・ブラン、ピノ・グリで造られた アロマティックながらドライな味わい。
鶏白レバーのパテ ラルドを添えて
ラルドっていうのは”ラード(豚脂)”のことだそう。
前菜の盛り合わせ
・クスクスとキュウリのクミンサラダ
・レンズ豆のサラダ
・牛ハツとミックスホルモンのこりこりサラダ
・エスニック風春雨サラダ
・にんじんサラダ
が、もりっと。
春雨サラダは 子供舌にはけっこうな刺激がございました。
バスク地方 ビゴール豚の生ハム
ピレネー山脈の麓を”ビゴール”と呼ぶそうで、この地に生息するフランス最古の地豚(?)品種がビゴール豚なのだとか。
年頭のバスク旅行ではお目、いや”お舌”にかからなかったわぁ。
真っ黒な毛色の品種で、脂肪割合が高めなのが特徴だそうです。
2本目は白
フランス ロワール・トゥーレーヌのソーヴィニヨン・ブラン 2011
生産者はギィ・アリオン
Wine9自慢の特選薪焼き盛り合わせ
・ドライエージングビーフ
・萬元豚
・岡崎おうはん
・羊のもも
こちらのお店、薪料理がウリだそう。
ドライエージングビーフは 今回の訪問の目標の一つでした♪
乾燥熟成された赤身肉は旨味・甘味が増してジューシーうまうまでしたよ~
スタンダードなセットではマグレ鴨の予定でしたが、この日はあいにく切らしているとのこと。
他にできるお肉で何か盛り合わせてくれとお願いして 羊でやっていただきました。
ブルゴーニュ・ルージュ 2009
どーん!と オマール海老のロースト。
生の丸々一尾をプレゼンテーションされたら ついオーダーしてしまったという・・・^^;
ブルゴーニュ・ブラン、なんだけど ほぼムルソーなんですって。
アルノー・アント ブルゴーニュ 2009
これ、おいしかったー!
一同絶賛でした。
あとで調べたら まだ新しい生産者ながら、コシュ・デュリが唯一認めたとして今や入手困難なムルソーの造り手さんだそうですね。
飲めてよかったー。
カチョカヴァッロ焼き
チーズ盛り合わせ
最後に ブルゴーニュ・グラン・オルディネール・ルージュ 2002
こちらもアルノー・アントのもの。
4人で5本。
この日も美味しくて楽しくて 弾んじゃいましたねぇ♪
ワインのコスパもかなりよいし お料理も美味しかったし、是非ゼヒ再訪したいお店です。