ブラインド・ワイン会(後編) ~Brasserie Bourgogne
焼き帆立のグリンピースソース
グリンピースの甘味と青さが春らしい一皿。
続いてはO女史ご持参の白。
こちらも深みのある色調。
今回白ワインは3本ですが出す順番はお店の方にお任せなので、この様子だと今回の白ワインは全て熟成タイプのようです。
ブラインド前提につきみなさんへの事前申告は赤、白、泡としか伝えていないので、たまたまとはいえ気が合って面白いですね♪
干し草のような香りがあり味わいにミルキーさは感じられなかったのでソーヴィニヨン・ブランかな?
ロワールかボルドーか。。。
樽の印象もあるからボルドーぽい?
ドメーヌ・シュバリエ・ブラン 1993
/ドメーヌ・ド・シュバリエ
なんと 白ワインで’93!
20年以上の熟成を経てもまだ尚熟成の頂点に向かっている そのポテンシャルの高さに驚きます。
生ハムと野菜のサラダ チーズ・ドレッシング
続いてはO氏の白。
やはりこちらも熟成タイプ。
こちらはシャルドネ、やはり王道のブルゴーニュぽいエレガントな味わい。
でもAOCまではなかなか思いつかないなぁ。。。
ブルゴーニュ・ブラン 1998 /メゾン・ルロワ
さすがルロワ、ブルゴーニュ・ブランにしてこの品格!
熟成した白ワインで全て違う品種・産地(しかもフランス銘醸地を代表する3地方で)という大変面白い飲み比べができ、よい勉強になりました。
まるで事前に相談したかのような(してないハズ。)すばらしきチームプレーに感謝!です^^
お魚料理、なんだっけな・・・(汗)
ワインに合ってて美味しかったのには間違いないのですが^^;
続いて赤ワイン。
赤持参者はF氏と私の二人なのですが、どちらも”しっかりめ”のタイプの模様。
提供順はソムリエ氏にお任せしているので この時点ではまだどちらの持参ワインか不明。
(初めて飲むワイン持参したので自分でもワカラナイ;)
味わってみたもののお互いに「自分が持ってきた方の可能性もあるなぁ」と。
少ししてからソムリエ氏に誰が持ってきたワインかをお聞きしたところ 私の方とのこと。
ほー、こういう感じなのか。
私のはいわゆる王道系のワインではないので 私からは”品種はカベルネ”というヒントを。
国名のみ考えてみてくださいというブラインドにしました。
ひと通りみなさんにお聞きした後、オープン。
中国です。
ハイ、先月の北京出張の際 帰りの空港で買ってきましたw
出張中に飲む機会があったのは北京付近の長城ワインのものが多かったのですが、これは張裕(CHANGYU)ワイン 中国最大のワインメーカーのものです。
(空港の売店で見つけた中国ワインは張裕ワインのみでした。フランスの超高級ワインは免税店にいっぱい並んでたけどね!)
日本で見かけることのある中国ワインといえばおそらくこの張裕ワインの確率が高いのではないでしょうか。
正直な所、持参してみたものの好奇心半分、不安半分(みなさん素晴らしいワインをお持ちいただくので)というところだったのですが、会の趣旨的には面白いサンプルになるのではと思ったので。
結果的には思ったよりも味わいの質は高く、カベルネらしいしっかりとした骨格がありタンニンはほどよくなめらかでした。
あいにくラベルの内容が読めないことと、記載がないためヴィンテージも不明、品種も”カベルネ”というくくりでしかわかりません^^;
さすがに突飛で”中国”と答えられた方は居ませんでしたが、いちばん近めだったのは”日本”という回答かな?
「1本しか買ってこなかったんですか?」と言われた方がいたくらい良い方の意外性で ワタシ的にはホッとしました。
(もしあまり美味しくなかったらお店のワインを何かオーダーしようと思ってた☆)
肉料理
鴨のロースト
美味しかった~^^♡
続いてF氏の赤ワイン。
こちらはフランスのヒントあり。
ボルドー、しなやかさがあって右岸のメルロ主体かな?
と思ったら
シャトー・ラグランジュ 2006
サントリーがオーナーとなっている3級格付けシャトー。
品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ベルドー。
チーズプレート
あっ、写真撮り忘れてしまいましたが お料理の途中でラクレットも頂きましたよ。
この日のオールキャスト
ワインのサービスも全てしてくださった神倉シェフも「こうしてブラインドで飲んでみるのも勉強になるし楽しいですね!」と。
お忙しい中でいろいろお気遣いもいただき大変お世話になりました。
そしてとっても美味しいお料理ご馳走様でした。
ぜひ再訪したいお店になりました♪
幹事をしてくださったMマダム、美味しいワインをお持ち下さったみなさん、ありがとうございました。
いつもながら楽しい時間は本当にあっという間ですね~
(遠方のO氏と私はいつも終電の時間に追われるようにしてバタバタと帰ることになってしまいます。)
次回も日程と幹事が決まり、さて次はどんなワインを用意しようかしらん。