ディナーイベント 弧高の2人のヴィニュロンと早春の甲信越の恵み<前半>
『弧高の2人のヴィニュロンと早春の甲信越の恵み』
その孤高のヴィニュロンお二人とは、今や買いたくても買えない希少な日本ワインを造る
ドメーヌ・ボーペイサージュ(山梨)の岡本英史氏と
城戸ワイナリー(塩尻)の城戸亜紀人氏。
そう、”ウスケボーイズ”のうちのお二人なのです!
(実は書籍はまだ読んだことないのですけど・・・)
前々回のディナーイベントで初めて岡本さんにお会いできたのも感激でしたが、どちらのワイナリーも基本的に訪問不可のため このお二人に同時にお会いでき、しかも入手困難なお二人のワインを何種類も味わえる今回は極めて貴重な機会だと思います。
ラネージュ東館25周年記念のイベントとのこと、まさにスペシャル企画!
宴はラウンジでのアペリティフからスタート。
ここでワイン仲間のIさんと合流。
前々回にも味わわせていただいた ボーペイサージュのリースリングのラム酒漬けのソーダ割り。
メインダイニングに移る前にグラスが空になり、お代わりもどうぞとのことだったので迷いましたが この後に控えている貴重なワインの数々を思い お代わりはガマン☆
メインダイニングへ。
まずはこのホテルの有名ソムリエ 吉田氏によるオープニングのご挨拶から。
日本ワインに精通されている吉田氏だからこそできるこの企画。
病み(ケガ?)上がりでまだ本調子とは行かない様子だったものの、心なしか以前よりも顔色は健康的になられていたような?(笑)
今回もお会いできて何よりです♪
そして今回のビッグ・ゲストのお二人のご紹介。
ボーペイサージュ 岡本英史氏(左)、城戸ワイナリー 城戸亜紀人氏(右)
まずは ボーペイサージュのシャルドネ2009から。
いわゆる”日本のシャルドネ”っていうイメージが払拭される凝縮感。
それこそ上質なブルゴーニュのシャルドネにあるようなほっくりしたニュアンスも感じられました。
1杯目から早くも(すごいーっ♪)って実感する満足感。
2009年はエルニーニョが発生した年で糖も酸もあるので熟成向きなんだそうです。
アミューズ・ブーシェ
・新玉葱のフラン 高山村豚屋の生ハム添え
・日本海の甘エビとアボカドのタルタル
・信州サーモンのパスタ仕立て
フランがとっても美味しくって~♪
生ハムは散らしてあるのみならず、フランそのものにも入っているので味わいの深みが半端ない!
さすがあの高山村の生ハムだわぁ♡
さらにはコレとシャルドネのマリアージュが印象的でした~
続いて
城戸ワイナリー ピノ・グリ 2013
今年8月リリース予定を先行で!
ピノ・グリって日本ではまだあまり造ってるところが少ないそうなんですが、土地によってすごく味わいが変わるので面白いんだそうです。
樽は不使用とのこと、アロマティックなインパクトはほんのわずかに入れてるリースリングの影響もあるみたい。
甲州富士桜ポークとフォアグラのロール仕立て
信州リンゴのチャツネとと共に
ワインのアロマティックなところはポークやフォアグラと、ピノ・グリらしいスパイシー感は添えられたりんごのチャツネと素晴らしいハーモニー。
ああ、マリアージュって本当に素敵ねと感じます。
長くなりそうなので一旦ここで。
続く~