勝沼ワイナリーツアー vol.3 ~グランポレールワイナリー
すごくきれいな建物、2年前に大幅リニューアルされたのだそうです。
予約していた有料(¥1500)のワイナリーツアー、何とか間に合いました~
まずはビデオによるワイナリー紹介からスタート。
北海道・長野・山梨・岡山の4拠点に畑を所有し、ワイナリー(醸造設備)を持つのはここ勝沼と岡山のみ。
北海道と長野のぶどうは収穫後どちらかのワイナリーに運ばれるわけですが、勝沼ワイナリーはプレミアムワインに特化しているそうです。
建物の裏手に出てぶどう見本畑へ。
この畑では4産地のぶどう品種が 現地と同じ栽培スタイルで見本として植えられています。
例えば この北海道のケルナー。
垣根仕立て、ぶどうの幹から枝を2本横に伸ばすコルドン方式(右下写真)が一般的に知られていますが、雪害対策のため幹を斜めに伸ばし、枝も1本のみ。
知らなかった~!
こちらは日本古来の棚仕立て。
湿度の高い日本の気候では 地面から離れた高い位置に実がつき風通しもよいため病気対策に有効。
もちろんまだまだ実は固いもののぶどうの房はそこそこの大きさになっていて、黒ぶどうも色づいてきています♪
こちらは 勝沼の原産地呼称が名乗れる区分のシャルドネ畑、だそう。
炎天下の中ながら一通り畑を満喫させてもらったあとは 醸造所内の見学。
除梗設備(左)と
搾汁機(右)
風船式のソフトなプレス。
これは貴腐葡萄専用の圧搾機。
稼働率は極々少ないけれど 貴腐ワイン造りには欠かせない設備だそう。
地下のセラーへ。
涼し~~い(^^♪
歴代数々の受賞ワインが展示されています。
しばし身体をクールダウンさせたあとは 最初の受付カウンターに戻りテイスティングです♪
さすが有料コースのテイスティングだけあってか、グラスはワイン毎に合わせた本格的なもの。
テイスティングは5種。
1.グランポレール山梨勝沼 甲州特別仕込み 2012
2.グランポレール山梨勝沼 シャルドネ樽発酵 2012
3.グランポレール北海道 ミュラー・トゥルガウ 2013
4.グランポレール岡山 マスカットベリーA樽熟成 2012
5.グランポレール長野古里ぶどう園 メルロー 2009
メルロー2009、素敵な色調~ →
私はマスカットベリーAが気に入り、3本お買い上げ。
いかにもベリーAというキャンディー香が控えめで とてもキレイに造られた印象。
私史上でいちばん洗練されたタイプの美味しいベリーAかなと。
有料見学ツアーは10名までの予約制だそうですがこの日は我々だけだったので 専属で解説・ご対応いただけたのもシーズンオフならではの特権ですね(^^♪
暑い中でも満足感は十分でした。
そして次の目的ワイナリーへ~